「リグレット〜花咲く丘の物語〜」
かすかに残る煙と 漂う夏の匂いが
忘れたくても 忘れられない傷をかすめて
戻れぬ時の 扉を叩いた
「明日花咲く丘に来てね」 それが君からの最後のメッセージ
もう鳴らぬ声が いつまでもこの胸に降りつづける
あれから風も変わって 新しい花が生まれた
だけども君は あの丘に時を忘れて
永遠の夢に 全てを委ねた
いつかこの傷が消えるなら それは君からの最後のマジック
もう咲かぬ花を 離さない君の手を握りしめた
僕があの時 言えなかった最後の言葉は
もう届かないとしても どこまでも歌い続けて行く
君が花咲く丘の上で くれたかけがえの無いこのメモリーズ
きっと永遠に この胸で輝くように咲き続ける