「声」
五月雨は去ってた 気が付けばもう夏秋過ぎて
粉雪を待ってた 物語に彩り添えて
哀愁の雨はやんだから 来週は君に逢えるかな
はにかんだ顔が僕を染めて 歩き出すことさえ嬉しくて
大切な人の笑う声が 幸せの響きになる
トナカイは去ってた 一人きりのサンタ残して
プレゼント待ってた 物語が急転回する
最終の汽車は発ったから 最良の策はこれかな
ありったけの想いを込めた声で 響かせる歌なら世界中
どこまでだって飛んで行けると 戦国の風に誓う
なんて夢で 目が覚めたら もう雪景色で
まるで正夢かな
はにかんだ顔が僕を染めて 歩き出すことさえ嬉しくて
大切な君の笑う声が 幸せの響きになる
いつまでも 消えぬ音色