「花物語」


弾む街を抜けて 飛び出した季節に咲いた
小さな花は 今も枯れずに
飲み干した紅茶に 甘い思い出溢れて
静かな夜に 月が満ちてく

何度だって つまづいてきた
その度に変わってく もっと大きな光に

今はまだ小さな 花びらだけれど
きっと 不安だって苦悩だって
明日には 風向きを変えて

離れた街にだって 誇れるような
そんな 最大の未来だって
描けるよう 走り続けてく
この街にも 負けない花咲く日まで


雨あがりの庭で はしゃぐ子供達に咲いた
笑顔の花を 今も忘れない

どんな時も 突然だけど
チャンスとハプニングは 背中合わせの生き物

戸惑いや焦りから 道迷っても
きっと 不安だって苦悩だって
次への 一歩踏み出すタイミング

もしこの場所が 消えてしまったとしても
きっと 何回も負けたって
必ず取り戻してみせるさ
雨あがりの 笑顔が繋ぐ絆


花咲き誇った頃 忘れないから
きっと 不安だって苦悩だって
明日には 風向きを変えて

離れた街にだって 誇れるような
そんな 最大の未来だって
描けるよう 走り続けてく
この街にも 負けない花咲く日まで



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